「周りにいるだけで幸せになれる人」

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先日、スペイン人の友達のお別れ会飲みがあって、スペインからの4人とナイジェリアからの留学生1人と一緒に飲んだ。

いや、別にスペインからだからって皆明るいわけじゃないと思うんだけど、この4人はそれぞれ違った方向性で皆明るい。

ちなみにナイジェリアからの女の子もめっちゃ明るい。

俺だけか、そんなに明るくないのは、ということは置いておいて…。

ビールを一杯だけ飲んだところで店の閉店と共に追い出されてしまったため、別の店に移動。

自分が日本で飲んでいたような飲み方とは違って、次の店に着いても知り合いの挨拶から始まり飲まずにずーと喋っている。

俺はスペインとナイジェリアからの子と話してたんだけど、少し離れたところで仲間が泣き始めた。彼女は送り出す側なんだけど。というかさっきまでめっちゃ笑ってたのに。どうした。

こっちもびっくりして、まあ常々感情の振れ幅が大きい人だから「何、何なの?」と半笑いながら様子を見ていた。

 

ナイジェリアからの子がこんなことをおもむろに言った。

「彼女は滅茶苦茶ハッピーか、滅茶苦茶悲しむかのどっちかだよね。でも、彼女の素敵なところは、どっちにしろ周りにいる人全員がハッピーになれること。だから一緒にいて楽しい。周りにいる人を暗くする人もいるけど、そういう人とは一緒にいたくないじゃん(笑)。」

 

周りにいるだけで幸せになれる人。雰囲気を明るくする人。

そういう人ってどこにでも一定数いて、本人は本人の好きなように過ごしているんだけど、ただそれだけで周りの人は明るくなれる。

そういう人って良いよな。

まあ自分は性分的にそういう風にはなれないけど、輪に入っても邪魔にならず、ときどき何かで誰かを微笑ませることができる人、そのくらいになれたら良いな。